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人力 vs 太陽光! ひろげよう!SDGs in ラゾーナ川崎 イベントレポート(2025/11/15)

「ひろげよう!SDGs in ラゾーナ川崎プラザ」が2025年11月15日、ラゾーナ川崎プラザで開催されました。このイベントは川崎市と三井不動産株式会社が主催し、企業、NPO、行政などの11団体が出展しました。爽やかな秋空の下、会場となったルーファ広場は、SDGsをテーマにしたスタンプラリーや体験型ブースを巡る家族連れなどで賑わいを見せました。川崎市環境局脱炭素戦略推進室が出展した「太陽の光と力比べ!自分で作った電気でガチャを回そう!」では、太陽光発電と人力発電の白熱の戦いが繰り広げられました。

家族連れで大盛況!広場がSDGsパークに

雲ひとつ無い秋晴れの土曜日となったイベント当日。会場のラゾーナ川崎プラザ2階ルーファ広場には、開場時刻の10時30分から多くの家族連れや若者たちが訪れました。広場には企業、NPO、行政などによる11のブースが並び、それぞれが趣向を凝らした展示やワークショップを展開しました。来場者は「かわさきSDGsスタンプラリー」の台紙を手に各ブースを巡り、様々な体験を通して楽しみながらSDGsを学んでいました。

人力発電で太陽光のパワーに挑戦!

川崎市環境局脱炭素戦略推進室では、「太陽の光と力比べ!自分で作った電気でガチャを回そう!」を出展しました。このブースは、楽しみながら環境にやさしいエネルギーである「太陽光発電」について考えるきっかけを提供することを目的としています。

ブース内は2つのコーナーで構成されました。一つは、エアロバイクを使った人力発電体験コーナーです。一般的な太陽光パネル1枚(400W)では、発電してガチャ(カプセルトイ)を回すのに必要な時間はたった2秒から4秒。これに対し、人力で同じ電力を生み出すには何秒かかるかを競うタイムトライアル形式の体験となっており、参加者は「太陽光には負けない!」と意気込み、ペダルを漕ぐ足に力を込めていました。ガチャに電力が供給され、「ガチャン」とカプセルが排出されると、周囲で見守る家族や友人からも大きな拍手と歓声が上がりました。

白熱バトル!400人以上が挑んだ最速タイムは?

この人力発電チャレンジには、子どもから大人まで400人以上が参加し、ブース内は白熱のバトルさながらの熱気に包まれました。参加者からは「思ったより全然進まない!」「足がパンパンだ」といった声が聞こえ、クリーンエネルギーのパワーを文字通り「体感」している様子でした。この日の平均タイムは約15秒で、最速タイムは9秒台。400Wの太陽光パネルがわずか数秒で生み出す電力を、人間が全力で10秒以上かけてようやく作り出す事実に、参加者たちは普段何気なく使っている電力のすごさを改めて実感していました。

軽くて曲がる?未来の太陽光パネルに触れる体験

「太陽の光と力比べ!」ブースのもう一つのコーナーでは次世代太陽光パネルが展示され、多くの来場者が足を止めて最先端の技術に触れていました。

特に注目を集めていたのは、「軽くて・薄くて・曲がる」という、従来の重くて硬いシリコン系パネルのイメージを覆す新型の太陽電池です。実用化されれば、これまで設置が難しかった建物の曲面や窓、さらには衣服やカバンなど、あらゆる場所に太陽光発電を導入できる可能性を秘めています。

当日は、フィルムのように柔軟な「ペロブスカイト太陽電池」と「有機薄膜太陽電池」の2種類が実物展示され、参加者は、その薄さや軽さ、手で曲げられる柔軟性に驚いているようでした。
また、住宅密集地でトラブルの原因となりかねない反射光を低減することができる「防眩性太陽光パネル」も同時に展示。発電効率だけでなく、地域社会との共生も考えられた技術に、参加者たちは太陽光発電が拓く未来に期待感を膨らませている様子でした。

※当日展示したパネル等のデータは、下記からダウンロードすることでご覧いただけます

ダウンロードファイル

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