太陽光で暮らしが変わる!家計も助かるエコライフセミナーを開催しました(2025/3/16)

川崎市環境局脱炭素戦略推進室主催「太陽光で暮らしが変わる!家計も助かるエコライフセミナー」を2025年3月16日、川崎市役所本庁舎復元棟3階301会議室で開催しました。
このセミナーは、急な大雨による洪水や地震などの災害リスク、物価や光熱費高騰といった経済リスクなどがある中、自宅で環境に優しいエネルギーを創り、備えることができると注目を集める「太陽光発電」を知ってもらい、設置検討のきっかけづくりを目的としています。

今回、講師を務めたのは、一般社団法人太陽光発電協会で、住宅用の太陽光発電の普及促進に尽力する高橋卓也氏。高橋氏は、自治体の太陽光発電普及セミナーで登壇したり、自身のYouTubeで太陽光発電に関する動画を公開したりと、幅広い世代に太陽光発電のメリットを伝えています。

「太陽光発電の設置は、合理的な選択」
講座では、太陽電池の発電の仕組みやメリット、デメリットについて基礎的な解説を加えた上で、太陽光発電を設置することで得られる利点を重点的に取り上げました。
高騰する光熱費の対応策としては、近年の電気料金単価の推移を説明しながら、太陽光発電を設置した場合としなかった場合の費用をシミュレーション。実は、太陽光発電を設置しなかった場合よりも、設置した場合の方が数十年の範囲で見た時に支払う金額が安くなることや、CO2排出量でみると大幅な減少効果があることから、高橋氏は「太陽光発電を設置することは、合理的な選択として十分に検討いただけます」と呼びかけます。

非常用電源としてのリスク対策
また、リスクのひとつでもある災害時の対応策として、太陽光発電設備と蓄電池の設置が重要であることも、高橋氏は強調して伝えていました。

売電価格の変動にも目を向けて
従来、太陽光発電は、発電した電気を電力会社に売って利益を得る「売電」の収益性が注目されていましたが、この部分も変化していると高橋氏は語ります。
「国は太陽光発電設備の設置を促進するためにFIT(固定価格買取制度)を推進し、10kW未満の住宅用太陽光発電は、年度ごとに決まった価格で10年間の売電ができました。近年、この売電価格は減額傾向がありますが、2025年度にはまた動きがありそうですので、この価格の変動に目を配らせておくとよいでしょう」

質問が止まらない座談会
講座が終了後は、休憩時間を挟んだのち、希望者を対象とした座談会が開かれました。
座談会では、「臨海部に住んでおり津波などによる水害のリスクが不安。2階部分に設置できる蓄電池はあるのか」「太陽光の設置方法で、自分で設置するパターン、業者と契約して設置するパターンがあるが、市場のお得なのは何か」といった素朴な質問が寄せられました。高橋氏と川崎市は、各メーカーで色々な蓄電池を出しているので、施工会社と協議して自宅に合った蓄電池を設置してほしい旨や、川崎市の太陽光ポータルサイト「かわさき太陽光広場」のコンテンツで、市内で設置可能な事業者を紹介している旨を回答しました。

※当日の講演資料は下記からダウンロードすることでご覧いただけます